手厚い福利厚生

多くの求職者の方職を探される際、ついつい給料と勤務時間のみに目が奪われがちになってしまいます。

 

確かに仕事内容などはいろいろ書いてあっても実際に勤務してみないと判らないし、そうなっても仕方が無いと感じます。

 

ただ求職者の方にはあまり目を通していただいていない内容に福利厚生があります。

 

この福利厚生は数年で職を転々とされる方にはあまり関係ないことかも知れませんが、長くお勤めされる場合、この福利厚生の内容によって今の生活やリタイヤ後の資産形成まで大きく変わってきます。

 

当院ではスタッフにより安心して長く勤めていただけるよう、様々な福利厚生制度を実施しています。

福利厚生その1:厚生年金

当院は医療法人のため、正社員は全員厚生年金への加入が義務付けられております。

よく求職者の方から厚生年金の加入についてご質問を頂戴いたしますが、ご心配いただかなくとも当院にお勤めいただければ厚生年金の加入手続きを進めさせていただきます。

また週30時間以上勤務の限定正社員ならびにパートの方も同じように厚生年金に加入しております。

福利厚生その2:退職金その1(中退共)

当院は勤続3年を過ぎると正社員(限定正社員も含む)に対して中小企業退職金共済(中退共)に加入して退職金の積み立てを行っています。 

またパートのスタッフも、医院への貢献度の高い方には中退共へ加入しています。 

当院では勤続年数によって中退共の掛金月額を増やしているため、長く勤めるほど退職金が多く受け取れる仕組みにしています。

福利厚生その3:退職金その2(養老保険)

当院では勤続3年を過ぎると正社員(限定正社員を含む)には上記の中退共に加入しますが、老後の資産形成という意味では中退共だけの退職金では心もとないのが現状です。

そこで当院では老後の安心のために生命保険の中の養老保険に加入して、その保険の運用を原資に充てた二段階目の法人独自の退職金制度を設けております。

こちらについて、パートのスタッフも貢献度の高い方には加入を行っています。

福利厚生その4:京都中小企業振興センター

当院では試用期間を過ぎたスタッフ全員に対して中小企業勤労者福祉サービスセンターの京都府版の京都中小企業振興センターに加入を行っています。

当センター加入により、数多くの映画館・飲食店・娯楽施設などを優待価格で利用できるほか、慶弔見舞金の支給、永年勤続表彰金の支給など、大企業並みの福利厚生サービスが受けられます。

福利厚生その5:とにかく連休が多い

こちらは最近のとある月の診療日カレンダーです。

このように当院は院長の研修や公務で時折休診する際、スタッフへの利益還元でなるべく連休になるようにしています。

この予定は数カ月前からお知らせするため、旅行や帰省などの予定もかなり立てやすくなっています。

福利厚生その5:有給休暇時効消滅に対する手当

有給休暇についてはスタッフ全員が100%取得できるのが理想です。

しかし実際はシフトの都合で休めなかったり、休みが取れたとしても休みたくない日に無理やり休まされることもしばしあるかと思います。

また、とあるスタッフは希望通りの有給休暇が取得できた一方、別のスタッフは希望通りに取得できなかったりすると、スタッフ間での不和に発展する恐れがあります。

そこで当院では有給休暇が残ってしまい時効で消滅する分に対して手当を支給して、スタッフ間での不公平を解消するようにしています。

福利厚生その6:はぐくみ基金

当院ではリタイヤ後の資産形成を最大限サポートするため、厚生年金に加入しているスタッフが誰しも自身で積立できる”はぐくみ基金”に加入しています。

”はぐくみ基金”と同様に、リタイヤ後の資産形成の制度として”企業型確定拠出年金”もあり、歯科医院に於いてもごく一部で導入されています。 

ただ”企業型確定拠出年金”が60才にならないと支給されないのに対し、”はぐくみ基金”は年齢に関係なく退職時・産休育休時介護休時でも支給されるメリットがあります。

とてもメリットの多い制度ですが、”はぐくみ基金”を導入している歯科医院はごくわずかなのが現状です。

福利厚生その7:住宅手当・赴任手当

家賃や住宅ローンをスタッフ自身で支払っている正社員に対して住宅手当として毎月5千円支給しています。

また当院に勤務するため遠方から半径1Km以内に引越した場合、赴任手当として5万円支給いまします。

福利厚生その8:研修図書費用の全額補助

当院ではスタッフが自身でスキルアップしようとする姿勢を最大限サポートするため、外部研修に係る受講費・教材費・交通費を全額補助しております。

またスタッフが希望する書籍も医院で購入しています。