◆20年先まで通用できる歯科衛生士を育てています

カリエス(虫歯)や歯周病が減少していく中、漫然とスケーリング(簡単な歯石取り)・ブラッシング指導などを行っているだけでは徐々にニーズに合わなくなり、歯科衛生士の活躍の場が減ってしまいます。
林歯科診療所では小児の顎顔面口腔育成・噛み合わせのマネジメント・摂食嚥下リハビリなど、将来歯科界が今以上に必要とされる領域に力を入れており、20年先でも第一線で通用する歯科衛生士を育てています。
1.滅菌システム・衛生管理について |

当院では滅菌や衛生管理にとても力を入れております。この衛生管理は、患者さんへの感染を予防するだけでなく、我々スタッフへの感染も防ぎ、気持ちよく安心して業務に当たる際にはとても大切なことです。
誰でも衛生管理が行き届いていない環境ではモチベーションも湧かないし、誇りを持って仕事をすることもできません。
そんなことにならないよう、まず滅菌システム・衛生管理について当院で行われているルーティンワークをマスターしていただきます。
2.チェアサイドの補助業務について |

「せっかく歯科衛生士の資格があるのに何故チェアサイドの診療補助をやらないといけないの?」と不満に感じられる方もいらっしゃるかも知れません。しかし歯科医院の治療方針や治療内容についてチェアサイドの業務に携わっていただくのが最も早く、確実に、奥深く理解することが出来ます。
そしてこのチェアサイドの内容の理解が深まれば、メインテナンス等のご自身の受け持ち患者さんに対して、広い視点で診ることができ、絶対的な信頼を得ることができます。
3.メインテナンス業務について |

衛生管理を理解し、チェアサイドの業務も覚えると、患者さんとの信頼関係を構築できる下地がある程度出来上がります。そこでここからは実際に患者さんを受け持って頂くわけですが、その前に基本的な手技や流れについてのトレーニングを行います。
トレーニングについては当院では実習用ファントム(マネキン)がありますので、思う存分練習することが出来ます。
実際、スタッフに対してメインテナンスを行い、一定レベルに達していることを確認して自信をつけていただいてからメインテナンス患者さんを受け持っていただきます。 最初の頃は既にメインテナンスのモチベーションがしっかりついている方を担当していただきますので、コミュニケーションの負担も少なくなるよう配慮致します。
4.窓口業務について |

基本、メインテナンスの受け持ち患者さんの予約はご自身で取っていただきます。そのためにはどうしても窓口業務は必要になります。
窓口応対マナー・保険制度・会計・電話応対など、基本的なところを丁寧に指導していきます。
5.SRP・カリエス予防・嚥下リハなどについて |

衛生管理・チェアサイド業務・メインテナンス業務・窓口業務、ここまである程度できるようになったらプロの歯科衛生士としてのスタートラインに立つことができます。
でも、ここからまだスキルアップすることはたくさんあります。
- 正しいグレーシーキュレットのシャープニングやインスツルメントワークによる歯肉縁下のSRP(歯周ポケットの奥に付着している歯垢や歯石を取り除く処置)
- 高濃度フッ化物やクロールヘキシジン製剤など世界中から収集したアイテムをフル活用したカリエス(虫歯)予防
- 小児の予防矯正・咬合誘導に必須のMFT(筋機能療法)
- 主に訪問診療で行う、口腔ケアや嚥下リハ
- ホワイトニングなどの審美歯科
このようにまだまだ歯科衛生士としてスキルアップできる内容が、当院ではルーチンワークで常に体感できます。またこのくらい成長できるようになると、新たな自分自身の可能性を多くの歯科衛生士は求めるようになります。そのため当院では院外の研修や専門図書などに係る費用を全面的に援助しております。
◆自然にスキルアップに取り組む風土

当院では院長はじめスタッフ全員が前向きに新しい知識や技術を身に付けようとする風土が出来上がっております。そして前述の通り、新卒で入ってきた歯科衛生士も皆、一人前に育て上げることができました。
我々は技術職ですから常に専門書に目を通してスキルアップを図ることは日頃の業務に自信を持って取り組めるようになるには必須です。その一方、社会人勉強をする機会は診察室と言う狭い空間の中では限りがあります。そこで当院では一社会人として成長していく手助けになるような院長推薦書籍の回覧も積極的に行っております。
◆当院の研修活動

◆歯科医学も日進月歩です。
歯科医学も日々、進化し続けています。かつて学生だったときは正しかった考え方も現在では勧められない考え方であることも少なくありません。日々の進歩はごくわずかであっても、それらが数年の歳月を積み重ねるととても大きな変化になります。
◆スタッフ全員、スキルアップが求められます
日頃、何も研修せずに浦島太郎のように取り残されてしまってから慌てて勉強しても、最新の歯科医学にはなかなかついていけません。スタッフが継続して研修活動をできるよう、常にサポートを怠りません。
◆院内研修
患者様に質の高い歯科医療を提供していくためには、何より我々スタッフが日々勉強し医院全体の実力を向上させていくことが不可欠です。そのため、当院では頻繁に院内で外部講師をお招きして研修会を行っております。研修テーマを講演していただける講師の先生を募集し、おおよそ以下ようなのテーマについて講演募集しております。(超音波スケーラー、感染予防対策、救急蘇生、静脈確保、ブラッシング指導、水平診療、高齢者介護、在宅医療、他職種連携、最新補綴物、最新材料・機材、NLP、コーチング、接遇マナー、医院経営、メインテナンスシステム、メイクアップ、アロマテラピー、食事指導、フェイシャルエステ、その他関連テーマ)
上に挙げた例はほんの一部でしかありません。是非、ご自身の無限大の可能性を我々スタッフと共に引き出していきませんか?【歯科衛生士募集要項】はこちらをご覧ください